これまで社会人になってから30年以上、以下の様に、いろんな事をやって、一生懸命にお金を貯めようとしてきましたが、全く効果が上がっていません(笑)。

  • 転職して収入を上げる。
  • 起業する。
  • 株式投資をする。
  • 本を出版する。
  • 副業に挑戦する。

自分としては、本当に、様々なことを試みたつもりなのですが、どれも中途半端に終わり、これといった成果が上がってきませんでした。

一番の原因はなんだったのだろうかと考えたのですが、恐らく最も大きな原因は

「運が悪い」

ということです。

そういうわけで、このサイトでは、
家計簿をつけてお金の管理を徹底するといった明らかに効果のある方法から
スピリチュアルな方法まで、ありとあらゆる方法を実践していきます。

過去最高にツキのなかった出来事

少々、古い話になりますが、自分でもびっくりするくらいツキがない、運が悪いという事件がありました。
もう、今から15年以上前の話になりますが、SONYのアメリカと一緒にあるプロジェクトを推進していました。

SONYのアメリカは、当時、SONY内部ではSEL(Sony Electronics Limited)と呼ばれており、エリート揃いのSONYの中でも、さらに、選りすぐりのエリートが集まった会社と言われていました。

SONYの人気は一時ほどではなくなったと思いますが、それでも、未だにアメリカの就職ランキングを見ると、15位あたりにいます。

GoogleやAppleなど、世界的に有名な企業の中に交じっての15位ですから、これは、今でも本当に物凄い人気企業だと思います。

もちろん、アジア系の企業としてはトップの人気企業です。

さて、そんなSELのメンバーと一緒にプロジェクトを組んで仕事をしたのですが、このプロジェクトが大成功。
SONYの売上は益々上昇したということを聞いたのです。

実際、全米各地の電気販売店では、軒並みSONYコーナーが作られるほどの人気ぶりでした。
SONYの全盛期だったとも言えるでしょう。

その時、たまたまお金に余裕があったものですから、これからSONYは、まだまだ伸びるだろうと思って、SONY株をいくらか購入したのです。

そうすると、その3日後くらいからSONYのストップ安が3日連続で続いたのです。
後日、SONYショックと言われる事件ですが、SONYで不祥事があったわけではありません。

当初、SONYの業績は絶好調だと予想されていたのに、ふたを開けてみると、予想よりも1,000億円経常利益が足りなかったということで、3日連続のストップ安となったのでした。

決して、赤字に転落したわけではありません。

それなのに、3日連続でのストップ安。
経営陣もなぜ、当初の予想を大幅に下回ってしまったのか、十分な説明ができないままでした。

その後、SONYでさえ業績が低迷してきたのだから
(結局、本当に業績が低迷したのか、単に会計上の処理を誤ったのかは、未だに分かりません)、
もう日本で製造は無理だということになり、雪崩を打ったようにメーカーの海外移転が進むようになります。

さて、とにかく3日間もストップ安が続きましたので、買った株を売るに売れません。
結局、たったの3日間だけで、投資した資金は半分くらいに減ってしまいました。

3日間連続のストップ安など、SONY自身も経験したことがなかったでしょう。
しかも、ストップ安の3日前に株を購入するなど、運が悪いとしか言えません。

先日、その話を知り合いのファンドマネージャーにしていたら、
そのファンドマネージャーは、私とは正反対で、

「あの時は、なんとなくSONYが下がりそうな気がしたから、SONYを空売りしたんだ。そうしたら、大儲けした」

と言っていました。なんと、運がいいんでしょう。

つまり、運が良ければ、私も逆の状態でSONYで大儲けできたかもしれないのです。

そして、世の中には、「運が良くなる」と言われる方法が存在します。

本当に、そんなもので効果があるのかという極めて怪しいものから、そういえば、効果がありそうな気がするというものまで。

様々な方法を試し、このサイトに紹介をしていきたいと思います。

運気を向上させる様々な方法

こうすれば、運気が向上するという方法が実は様々言い伝えられています。

  • 断捨離をする
  • 風水を活用して、気を整える
  • 奇門遁甲を活用して、運気を向上させる
  • 気功法で運気を向上させる
  • 黄金瞑想でお金の気を取り入れる
  • 第一チャクラを鍛えて、運気を向上させる
  • 座禅を組んで肚を鍛える
  • ウエイトトレーニングでエネルギーを向上させる
  • 神社で願掛けをする
  • 自分に催眠術をかける
  • トイレのふたを閉める

他にも様々な方法があるでしょうが、これから様々な方法をテストして、効果があったものもなかったものも公開していきます。

風水を使った運気向上方法

以前は、家のリビングでホームシアターを組んでいたのですが、いつも大掃除の後は、何か配置を変えるわけでもないのに、音が良くなった、音がクリアになったという印象を持っていました。

「大掃除 音質改善」で検索しても該当するような記事は見当たらないので、単に、私の気のせいかもしれないのですが、大掃除をすると、風水や気功でいうところの気の流れが良くなるということは感じていました。

断捨離ではないのですが、以前、香港に出張に行った際に、香港人の同僚から面白い話を二つほど聞きました。

香港では、何故、夏でもセーターを着るのか?

まず、香港のオフィスは、夏でもセーターを着ていないと寒いくらいにエアコンを効かせているところが多々あります。

「電気代の無駄遣いじゃないのか。どうして、こんなにエアコンを効かせるんだ」

と聞いたところ、その同僚は

「香港では、とにかく空気が淀むのを嫌う。空気が淀む=悪い気がオフィスに貯まり、運気が悪くなると信じられているから、少々寒いのを我慢してもエアコンをMAXに効かせるんだ。そうすれば、運気が良くなると信じているから」

というものでした。

そして、確かに高級ビルや高級マンションほどその傾向が強いのです。
安いレストランに行くと、開けっ放しのような店も多いですから、エアコンをガンガン効かせるわけにも行きません。

つまり、高級ビルや高級マンションに住んでいる人たちほど、風水や気功で言うところの気の流れに敏感なのです。
そして、香港の家賃は東京よりもはるかに高く、知り合いのマネージャーは40万円/月もする高級マンションに住んでいました。

ともかくエリートビジネスマンであっても風水の影響を多分に受けているのでした。というよりも、実際は、エリートビジネスマンのほうが風水を信じて、活用しているのです。

香港風水大戦争

これは有名な話なのですが、香港では企業の間で風水戦争があったと言われています。

1990年に中国銀行がタワービルを建設しました。
一緒に夕食を食べた際に、同僚に教えてもらったのですが、三角錐のような鋭角的な形をしたタワービルです。

そして、その三角形の先端がライバル銀行である香港上海銀行に向けられているのです。
香港上海銀行はイギリス資本であり、中国銀行は中国資本のため、中国がイギリスに風水戦争を仕掛けたと地元では話題になったそうです。

気功の世界でも、三角形の先端からは攻撃的な気が出ると言われています。

建物でなくとも、人間が、手の平を合わせて、つまり、胸の前で合掌の形を作り、そのまま腕を伸ばせば、手のひらの先端から攻撃的な気が出ると言われていますのです。

実際、これは、二人でペアになって実験するとよく分かります。

片方の人が、相手の前腕部分を持つ。もう一方の人は、最初は、合掌の形ではなく、ジャンケンのグーの形を作って、相手をグっと押す。もう一人は、それを押し返し、力の入り加減を見る。

その後、今度は、グーから合掌の形、つまり三角形を作って、同様に相手を押す。

そうすると、三角形の形で相手を押したほうが、はるかに強く、相手を押せるのです。

これと同じことを中国銀行はビルという建物を使って行い、
その結果、香港上海銀行の業績は、翌年、大きく落ち込んだということです。

攻撃を仕掛けられた香港上海銀行のほうは、対策として、屋上の上に大砲のような形に見えるクレーンを設置。

その大砲(?)で中国銀行の風水攻撃を跳ね返し、その翌年には、業績が回復したそうです。

また、香港上海銀行だけでなく、中国銀行の周辺のビルもその悪影響を受けたため、防衛策として外壁をガラス張りにして、攻撃を跳ね返しているそうです。

もちろん、誰も公式には、風水攻撃を受けたなどとは言わないのですが、香港では有名な話であり、そして、多くの人が風水の効果を信じているのです。

しかし、一般の個人では、ここまで風水にお金をかけるわけにはいきません。

スペースクリアリングによる運気向上方法

そこで、どの家庭でも風水の効果を実感できると言われているのが、断捨離です。

日本でも近藤麻理恵さんが「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)という本を出されて、100万部を超えるベストセラーとなっています。

これは、日本だけのテーマではなく、カレン・キングストンというイギリス人の女性が
「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門」(小学館文庫)
で、断捨離をすれば、運気が向上するという本を出されています。

イギリス人の方なので、断捨離という表現ではなく、スペースクリアリングという言葉を使われています。

風水の考えた方によれば、とにかく気が淀むと運気が悪くなるから、ガラクタを捨てて、家の中の気の流れを良くして、運気を向上させようという考え方です。

私の場合、家を手放すことになった時、必要に駆られて、家中のガラクタを処分しました。そして、ついでに、実家のガラクタも処分しました。

失業中だったこともあり、毎日のように、ガラクタを処分したのですが、その結果、大小合わせて20本以上のタンスや本棚などを処分しました。

ガラクタをすることで、確かに、気の流れは良くなったように思います。

じゃあ、すぐに、運気が向上したのかと言われると、残念ながら即効性はないようです。
即効性が合ったのは不要品をヤフオクで販売し、収入が入ってきたことくらいです。

ただ、風水の場合、効果が出てくるには、半年~1年程度かかると言われていますので、効果が出てくれば、このサイトで報告します。

奇門遁甲による運気向上方法

奇門遁甲という占いをご存知でしょうか?

風水と同じようなものなのですが、日時と方角を選んで、引越しや小旅行をすれば、運気が良くなるという占いです。
日本では、同じような占いとして、気学があります。

奇門遁甲は、伝説では、三国志に出てくる天才軍師諸葛亮孔明が発展させた学問とされており、大規模な戦いの時に活用されたと言われています。

有名な赤壁の戦いの時にも活用され、これによって、蜀と呉が大群の魏を打ち破ったとされています。

さて、引越しは、そうそう簡単には行えませんが、吉方位を選んで、一泊二日程度の小旅行をするとくらいなら、活用できます。

それよりもオススメなのが、入学テストや面接、大切な商談がある時に奇門遁甲を活用する方法です。
つまり、吉方位を選らんで出かけると、実力以上の結果が出せると言われていますので、合格ラインギリギリの学校を受験する際にこの奇門遁甲を活用するのです。

入学テストの場合は、時間や場所が決まっているから方位を変えられないと思われるかもしれません。

ただ、奇門遁甲では、ある場所に2時間留まって、そこから吉方位に移動すれば、効果が得られるとされています。

例えば、入学試験を受ける時、奇門遁甲で占うと、北が吉方位だったとしましょう。
ところが、自宅から、試験会場は南に当たり、凶方位だった。

この場合、一旦、試験会場を通り越して、南にある場所へ行き、その付近のスターバックス等で2時間程度、時間をつぶすのです。その後、試験会場に行くと、運気が上がるというものです。

もちろん、いくら運気が上がると行っても、普段、勉強していない生徒が急に東大に受かる、なんてことはないのですが、普段、60点しか取れない生徒が、その日は絶好調になり、当日は70点が取れたというようなことが起こると言われています。

私は、小学生時代、吉川英治氏の三国志を読んで、諸葛亮孔明にあこがれ、奇門遁甲の本を読み、中学受験に活用しました。実際、テストの成績は、方位盤通りの結果だったように思います。そして、目出度く、志望校に合格しました。

家を数時間早く出るだけで、人生が変わるような効果が出る(?)かもしれませんので、入学試験や就職時の面接など、重要局面では、この奇門遁甲を活用されることをオススメします。

例え、効果が感じられないとしても、数時間の労力しか費やしません。

最近、私が読んだのは、「成功をつかむ究極方位 奇門遁甲」(黒門著:説話社)です。

興味のある方は、ぜひ一読を。

気功法(宇宙呼吸法)で運気を向上させる方法

一時期、私が熱心に取り組んだのが、一種の気功法です。

気功といっても、様々なやり方がありますが、私が実施したのは、オリコンヒットチャートで有名なオリコンの創業者故小池走行社長が始められた宇宙呼吸法という呼吸法(一般的に言えば気功法に分類されると思います)です。

六本木の明治屋の隣にあるビルに道場があったのですが、それはそれは、素晴らしい道場でした。

約50坪くらいの広い空間にBOSEのスピーカーが組み込まれ、天井には宇宙の絵が描かれていました。

ただ、その宇宙の絵は、電気を消して、ブラックライトを当てなければ見えない特殊な塗料で描かれており、講義の時は、通常の教室。

そして、瞑想や呼吸法をする時には、電気を消して、宇宙空間にいるような雰囲気を味わいながら、呼吸法の練習をしたものです。

当時、私は、落ちこぼれサラリーマンで、年功序列型の会社だったのに、同期入社50人の中で私だけが全く昇進できませんでした。毎日、会社へ行くのが嫌でした。

その頃の夢は、世界をまたにかける経営コンサルタントになって、高収入を得て、注文住宅を建てることでした。
小池社長に相談したところ、「宇宙呼吸法をすれば、望みは叶う」と言われたのです。

単純な私は師匠のその言葉を信じて、愚直に呼吸法・瞑想を行いました。
一番、熱心に取り組んだ時は、約1ケ月間、毎日、4-5時間呼吸法の練習をしたものです。

さて、この呼吸法ですが、要点は体の中に気を通すことです。
先ほど、香港では気が滞ることを最も嫌うと書きましたが、空間ではなく、自分の体の中にも清浄な気を取り入れるのです。

こうすることによって、どんどん運気が向上していくとされています。

宇宙呼吸法の練習法

  • 息を吸うのと同時に、イメージで体の右側から清浄な気を取り入れ、息を吐く時に、体のなかに溜まった邪気を左側から放出していきます。左側からも同様に行います。
  • 息を吸うのと同時に、イメージで体の前から清浄な気を取り入れ、息を吐く時に、体のなかに溜まった邪気を後ろから放出していきます。後ろからも同様に行います。
  • 息を吸うのと同時に、イメージで足の裏から清浄な気を取り入れ、息を吐く時に、体のなかに溜まった邪気を頭のてっぺんからから放出していきます。頭のてっぺんからも同様に行います。

こうすることで、体の中に溜まった邪気を放出し、新鮮な気を取り入れることで、どんどん運気が向上していくというものです。

宇宙呼吸法の効果

さて、その結果、どうなったかということですが、呼吸法の教室に通い出してから、
約1年半後に念願だった経営コンサルタントになることができ、
さらに、その1年後には、これまた念願だった注文住宅を建てることができました。

香港では、上流階級に行くほど、風水に凝るといいます。そうすると、人生の成功の秘訣は、ごくごく簡単なことなのかもしれません。

ただ、10年程度かかると思っていた目標をあまりにも簡単に達成してしまったため、その後の目標がなくなってしまいました。

成功するためには、次々と目標を設定したほうがいいのかもしれません。

こちらが、宇宙呼吸法のテキストです。

黄金瞑想

さて、この気功の応用法で黄金瞑想と呼ばれる瞑想法があります。

気功の世界では、ありとあらゆる物が、特有の気を発してると言われています。
つまり、動物や植物だけでなく、石などの鉱物も、電化製品も、そして、お金も、それぞれが特有の気を発しているとされています。

映画スター・ウォーズのフォースと同じ意味だと思っています。

つまり、お金や黄金が発する気を取り入れれば、どんどんお金が入ってくるという考え方です。

そういえば、昔、鮑黎明氏(紫微斗数という占いの第一人者)に占ってもらった時、香港の富豪は運気が良くなるから、アロワナを飼っている人が多いと教えてもらいました。

ゴールデンアロワナは、本当にお金を連想させる熱帯魚で、少しの間だけ飼いましたが、やはり小さなマンションでは、飼育が大変で、転勤と同時に手放してしまいました。

風水では、きれいな水は財を呼ぶとされています。

香港映画などでは、よく大富豪の家に大きな水槽があり、そこで、アロワナが悠然と泳いでいる姿が映されています。機会があれば、ご覧になってください。

さて、実際に、アロワナを飼育するのは、なかなか大変なのですが、イメージ上で飼うことはできます。

これは、「仙道帝財術入門」(高藤聡一郎著:学習研究社)に書かれていた方法です。

  • まず、黄金が流れている川をイメージします。
  • 次に、その黄金の川から黄金の水が自分の家の池に流れ込んでくるところをイメージします。

という方法です。

この本は手放してしまったのですが、今ではなんと、アマゾンで中古本40,000円もの価格がついています。

要点は、黄金の気を取り入れるということですから、後は、自分の好きなイメージを作って、黄金の気を取り入れればいいでしょう。

以下は、黄金を取り入れるイメージの例です。

  • ゴールデンアロワナが川から自分の池に飛び込んでくる

アロワナは淡水魚ですから、川から飛び込んでくるところをイメージしてもおかしくありません。
ゴールデンアロワナをあまり見たことがない人は、インターネットで画像検索しておきましょう。

  • 黄金の気を体中に回す

「気功法で運気を向上させる」ところで述べたように、黄金の気を体中に通すところをイメージしてもいいでしょう。

  • 映画マトリックス レボリューションズを見る

SF映画「マトリックス レボリューション」の後半、主人公は目が見えなくなりますが、逆に、世界の全てが黄金の光で包まれているのを心眼で見るようになります。

黄金で包まれている世界をイメージするには最適な映像ですので、一度、ご覧になってください。

さて、効果のほどですが、「仙道帝財術入門」の著者、高藤聡一郎氏は元々家賃3万円のマンションに住んでいたそうです。

趣味が仙道の修行であり、かつ、粗食をされていたので、全くお金には興味がなかったそうです。
ただ、気功でお金を引き寄せられるのではないかと考えて、この黄金の気を取り入れる瞑想を毎日1時間ほど行ったところ、本がどんどん売れるようになり、数千万円のマンションが手に入ったとのことでした。

黄金瞑想をしたからと言って、急に、宝くじに当たるということはないのでしょうが、その人に合った方法で、無理なくお金が入ってくるようになるのかもしれません。

最近になって、上述した宇宙呼吸法と黄金瞑想を組み合わせた方法を毎日30分ほど行っています。

第一チャクラを鍛えて、運気を向上させる方法

さて、やはり、この高藤聡一郎氏が提唱されていた方法で「チャクラを鍛えて運気を向上させる」というやり方があります。

チャクラ

ヨガでは、人間には7つのチャクラがあると言われています。

高藤氏は、仙道の研究者なので、チャクラという言葉は使っておられなかったと思いますが、肛門を閉めることで、エネルギーが高まり、最終的に収入が増える、という説明でした。

第一チャクラというのは、尾てい骨の下にあり、生殖などの生命エネルギーを司っているとされています。
つまり、肛門を閉めることで、その周辺にある第一チャクラが活性化されて、生命エネルギーが高まるのだと解釈しています。

「英雄色を好む」という言葉がありますが、英雄は、まさに、第一チャクラが活性化しているのでしょう。

また、第二チャクラもセクシャリティを司っているチャクラであり、人生を創造する役割を担っています。

これが、体の上の方のチャクラになればなるほど、物質面から精神面を司るようになります。
チャクラをバランスよく発達させることが、バランスのいい人間に成長できるとされています。

まあ、しかし、お金がない状態ならば、多少バランスが悪くなっても、まずは、第一チャクラと第二チャクラの物質面を司っているチャクラを強化する必要があるでしょう。

お金持ちの不動産屋や大企業の部長さんを見て思うのは、とにかくエネルギーが高いことです。一方、貧乏な人は、エネルギーが低い。元気満々のうつ病患者なんか、見たことがないですよね。

さらに、肛門を閉めることで、気が肛門から抜けていかなくなり、エネルギーが高まり、結果的に収入が増えるということが高藤氏の説明でした。

あまりきれいな言葉ではないですが、昔から

「ケツの穴を閉めていけ」

つまり気を引き締めていけという意味の言葉があります。

これは、いわば、肛門を閉めて、第一チャクラを活性化し、かつ、そのエネルギーをお尻の穴から抜けないようにしろという意味なのです。

じゃあ、毎日、どれくらいの回数をこなせばいいかということですが、高藤氏は毎日10,000回を推薦されています。

10,000回を実施しようとなると、慣れないうちは、3時間くらいかかると思います。
慣れてきて、かなりリズムカルにできるようになっても、1時間くらいは必要です。

毎日、こんなことを1時間以上もやって、効果があるのかと思われるかもしれません。

私の場合、失業中で暇だった時に、このトレーニングを行い、数か月したところ、過去最高レベルの給料で転職することができました。

高藤氏のお弟子さんも全く就職口がなかったのに、このトレーニングで就職口が見つかったとのことですから、実は、かなりの効果を期待できます。

丹田を鍛えて、運気を向上させる方法

エネルギーを向上させる方法は、肛門閉め以外にもいくつかの方法があります。

まずは、日本古来から伝えられている丹田を鍛えるという方法です。
ヨガでは第二チャクラに相当する部分で、やはり、ここを鍛えると自立心が養われるとされています。

昔の武士は座禅や剣の訓練で丹田を鍛えたということです。
武士の場合は、それほどお金儲けに興味がなかったでしょうが、丹田を鍛えることで、自然とお金が入ってくるようになると言われています。

以前、岡田式静座法という呼吸法を習っていました。

大正時代に岡田虎二郎という方が普及させられた呼吸法で全盛期には2万人もの会員がおられたということです。
さて、この岡田氏の語録が本になって残っていますが、ある婦人が

「岡田先生、お金がなくて、お金がなくて、困っています」

と質問されたそうです。

すると、岡田氏は、

「お金?お金なんか、肚を鍛えれば、いくらでも入ってきますよ」

ということで、即答されたということです。

さて、岡田式静座法のやり方ですが、以下の通りです。

  • 両足を土踏まずのところでX字型に深く組む(正座なのですが、違うところは、片方の足の甲をもう一方の足の土踏まずのところに載せます。これによって、腰が立つという状態になります)
  • 腰を立て、背筋をまっすぐにする。
  • 鳩尾(みずおち)を落とし胸と肩の力をゆるめる。
  • 両手は深く軽く組んで腹につけ、掌を下にして膝の上に置く。
  • 眼は堅く閉じ顎を引く。
  • 静かに息を吐きながらお腹に力を入れる。
  • お腹の力を少しだけゆるめ、鼻から入ってくる息を吸う。吸うときは、意識的に吸うのではなく自然にまかせる。

腹式呼吸というのは、よく聞かれると思います。

つまり、息を吐く場合に、お腹を凹ませ、息をすっかり吐きだし、息を吸う時にお腹を元にもどすという方法です。しかし、岡田式の場合は、逆腹式なのです。つまり、息を吐くときに、お腹をふくらませ、吸うときには、少しだけ、お腹を元に戻し、常に、背筋は伸ばしておくという方法です。

日本の武道や茶道では上虚下実が大切と言われます。

これは、上半身の力はいつも抜いておき、下半身を充実させておくという意味です。

この逆腹式呼吸をマスターし、いつでも上虚下実の状態でいることで、常に、冷静沈着でいることができ、どんなトラブルが起こっても泰然自若としていられるということです。

そういえば、イチロー選手が2018年3月になって、ようやくマリナーズへの復帰が決まった時、次のようなコメントを出していました。

「いろいろなことを考えました。ただ周りも心配してくれることをたくさん聞いたんですけれども、僕自身の状態としては泰然とした状態だったと思います。それがなぜかは解らないですけど、自分が経験してきて良かったこと、そうでなかったこと、たくさん経験してきてそうなったのか…。

なぜそうなったのかは解らないですけれども、ただ泰然という状態は自分がプレーヤーとしても人間としても常にそうありたいという状態、目指すべき状態であったので、そういう自分に出会えたことはとても良かったです」

お金があってもなくても、いつも泰然としていられればいいですね。

さて、この岡田式静座法で丹田を鍛えるという方法ですが、最近、毎朝、静座をしているのですが、まだまだ、とても丹田が鍛えられてきたという実感はありません。丹田を鍛えて、肚が出来た人間になるには、相当時間がかかりそうです。

丹田を鍛えて、泰然とした状態になるためには、できるだけ無心でいることが求められますので、こちらのトレーニング方法は黄金瞑想と併用するわけにはいかないようです。

ウエイトトレーニングでエネルギーを向上させる

スピリチュアルな方法ではないのですが、ウエイトトレーニングは、間違いなくエネルギーを向上させるのに効果があります。

以下の本はウエイトトレーニングのやり方が書いてある本ではなく、著者が感じているウエイトトレーニングの効用をひたすら書いている本なのですが、既に、発光部数は13万部を超えているそうです。

「筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法」(テストステロン著:U-CAN社)

要約すると、ウエイトトレーニングをすれば、テストステロンという男性ホルモンが分泌され、どんな問題が起こっても、気にならなくなると書かれているだけなのですが、妙に、説得力のある本です。

ある意味、丹田を鍛えるのと似たような効果があります。丹田強化トレーニングの場合は、なかなか目に見えた効果が分かりにくいのですが、ウエイトトレーニングの場合は、2週間も実施すれば、少なくとも筋肉に関しては、目に見えた効果が表れてきます。

実際に、ウエイトトレーニングを始めてみると、持ち上げられるダンベルの重量もどんどん重くなっていきますので、ウエイトトレーニングは本当にオススメです。

また、2012年9月にPRESIDENT Onlineに掲載された記事では、

「年収1500万円の社員と年収400万円の社員合計630人を分析し、収入差の要因を探り出したところ、年収1500万円以上の男性の約40%は運動の習慣を設けているのに対し、年収400万円のグループは約27%という数値にとどまっている」

ということなので、少なくとも健康管理は、お金儲けにも重要と言えます。

ただ、残念ながら、ウエイトトレーニングをしたら、どんどん運気が向上し、お金が入ってくるようになったという意見は聞きません。

神社で願掛けをする

さて、昔から日本で行われている運気向上法が神社で願掛けをするという方法です。

小さい頃は、よく祖父に連れられて、京都の伏見神社にお参りに行きました。祖父が商売をしていたので、商売繁盛を祈って、毎月商売仲間とお参りに行っていたのです。

その時、いつも不思議に思っていたのが、伏見神社の寄進された鳥居の数です。今や、外国人にも大人気で京都の人気観光スポットNo.1になっているのですが、よくこれだけの数の鳥居が寄進されているものだということです。

鳥居を寄進するということは、恐らく、その前に伏見神社で願掛けを行い、その効果があったから、鳥居を寄進したということなのでしょう。

すると、神社に願掛けをするということは、

「何らかのスピリチュアルな力が働くという証明ではないか」

と思っていたのです。

なかなか、鳥居を寄進するのは大変ですが、商売繁盛に関係する神社にお参りに行き、お守り等を買ってくるならば、誰にでもできます。

そういえば、以前、外資系の会社で働いていた時は、営業マンの給料は営業成績によって変動するインセンティブ制度が導入されていました。その中でも、特に、成績優秀な営業マンは、年度が変わると有名な神社にお参りに行き、営業目標を達成すると、また、お礼参りに行っていました。

ちなみに、成績の悪い営業マンからは、そんな話を聞いたことがありませんので、やはり神社に願掛けに行くのは効果があるのだろうかと思ってしいます。

さて、最近、京都で人気が出ている神社をふたつほど紹介します。

晴明神社

ご存知の方も多いと思いますが、夢枕獏氏の小説「安倍晴明」で一躍有名になった神社です。
私が子供の頃は、本当に小さな神社だったのですが、小説の大ヒットによって、お土産屋さんまで併設されている大きな神社に生まれ変わりました。

さらに、昨年は、羽生結弦選手がオリンピックで陰陽師のテーマソングを使い、金メダルに輝いたことから、また、人気が再燃しました。

まさに、陰陽師安倍晴明の御利益といったところでしょうか?

御金神社

住所:京都府京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618-2

なんと、神社の名前そのものが“お金”(みかねじんじゃ:御金神社)という、まさに、お金にご利益のありそうな神社です。

神社では珍しく、お金が貯まる黄金の財布も売っていましたので、買ってきました。

こちらも、年末年始には行列ができるほど人気の神社となりました。
二条城から歩いて、わずか4分ほどの場所ですので、京都観光の際は、ぜひ立ち寄られることをオススメします。

御金神社 財布

 

寄付

世界一の富豪一族と言われるロックフェラー一族が最も利回りのいい利殖と推薦している方法が寄付です。

寄付がどうして利回りが良くなると思われるかもしれませんが、スピリチュアルの世界では、自分が与えたものが返ってくると言われています。

つまり、お金を教会や地域社会に寄付すればするほど、別のところから、別の形でお金が戻ってくる、そうです。
そして、寄付の目安は、収入の10%ということです。

収入の10%も寄付するなんて、絶対にできないと思っていたのですが、物は試しと思って、2度ほど神社に寄付してみました。

しかし、残念ながら、これといった変化はありませんでした。
また、収入の10%を寄付するということ自体、当時の収支状況では継続できませんでした。

したがって、効果のほどは不明ですが、また、そのうち、改めて実験をしたいと思っています。