奇門遁甲という占いは、ご存知でしょうか？

いわゆる開運方位学と言われるもので、吉方位を選らんで、旅行すれば、運気が高まるとされている占いです。

日本では、九星気学のほうが有名ですが、気学の源流が奇門遁甲と言われている占いなのです。

開運

奇門遁甲とは？

奇門遁甲（きもんとんこう）とは、伝説では、中国を統治した最初の皇帝である黄帝が天帝から授けられたとされる占いです。
その後、この占いは太公望や諸葛亮孔明などの天才軍師に引き継がれ、軍師が軍陣を張るときに使われたとされています。
三国志では八門遁甲の陣といった記述が出てきますが、これが奇門遁甲を意味しています。
伝説では、有名な赤壁の戦いでも、この奇門遁甲を駆使したと言われています。

あまりにも効果が強力なので、一子相伝の秘宝とされ、一般人が学ぶことを禁止された占いです。

漫画、北斗の拳の北斗神拳も一子相伝でしたが、中国は、こういった秘密が好きですね。

風水とは？

さて、その奇門遁甲ですが、日本では、それほど馴染みがありません。
それよりも風水のほうが有名ですね。

風水とは、大地における気の流れを重視し、龍脈からの気の流れが阻害されておらず、運ばれてきた気が溜まり場になっているような土地に都市や住宅を建造すべしされています。

古くは京都や奈良の都は、この風水の考えに基づき、建設されたそうです。
ですから、本来の使い方としては、家やマンションを買うときに最大限に活用されるものです。

現在の日本の風水は、土地の選び方というよりも、家相術とも言うべきもので、家具の配置を変えることで、運気を良くしようとするものが多いですが、本来は、土地選びから行って、抜本的な運気向上を図るものです。

さて、日本各地にはいわゆる高級住宅街と言われている場所があります。

有名なところでは、関東なら田園調布、関西なら芦屋です。
私が住んでいる京都なら、祇園や東山付近に超高級マンションがあります。

京都の東山には、清水寺や八坂神社など日本を代表する神社仏閣があります。恐らく、風水的にも、運気を向上させるいい土地なのでしょう。

当然、こういった高級住宅街にはお金持ちが住んでいます。
引き寄せの法則では、自分に合ったものを引き寄せると言われています。

お金持ちは自然と運気のいい土地に住むようになり、さらに、財を蓄えていくのでしょう。

ですから、本来は、田園調布や芦屋のようなところに、いい家やマンションを見つけて、そちらに引越しをするというのが一番いい解決策なのです。ただし、誰にでもできるものではありません。

私も若い頃、運気向上には風水が一番効果があるとのことで、風水を勉強しようと思ったのですが、これでは、とても自分の運気向上に役立てられない。つまり、改善策が作れても実際に活用できないと思い、勉強の対象を風水から奇門遁甲に変えた経緯があります。

奇門遁甲は、吉方位を選んで、そちらに移動するだけなので、誰でも活用できます。

奇門遁甲の効果

さて、一口に運気向上といっても、どんな効果があるのでしょうか？
ほとんど、どんな問題にも効果があるとされているのですが、本によく取り上げられている内容としては以下のような効果があるとされています。

  • 恋愛
  • ビジネス
  • 試験
  • 健康
  • 勝負事で好成績を上げる
  • 昇進
  • 求人

特に、私が、効果があったと感じたのは入学試験の時でした。
風水を使って、いい土地のマンションに引っ越すとなると、それこそ何千万円~何億円ものお金が必要ですが、奇門遁甲ならば、わずかの時間で実施できます。

興味を持たれた方は、一度、実践されることをオススメします。

奇門遁甲や風水は、本当に効果があるのか？

しかし、効果があるといっても、半信半疑な人が多いでしょう。
これはご自身で実践して、効果があるかないかを確かめていただくしかないのですが、風水の本場である香港に行くと風水師のアドバイスに基づいて建築しているビルが非常に多いのです。

また、日常生活においても風水を取り入れているビジネスマンが非常に多いです。むしろ、エリートビジネスマンのほうが風水を気にしています。

香港のオフィス、それも高級ビルに入っているオフィスでは、みんな夏でもセーターを着て働いています。なぜなら、エアコンの効かせすぎで、夏なのに寒いのです。

香港人の同僚にその訳を聞いたところ、

「エアコンを使って、気の流れを良くしているんだ。こうすると運気が良くなる。風が流れていないと、悪い気が沈殿するから、運気が悪くなって、業績が下がるんだ。香港では、多くの人がこれを信じている」

とのことでした。

そして、実際、そういった高級ビルで働いているビジネスマンは平均よりもはるかにいい給料をもらっています。

また、風水的に良いとされるマンションは、家賃も高く、知り合いのマネージャーは、独身で一人暮らしなのに、なんと40万円/月もするマンションに住んでいました。

そして、しばらくすると、更に、給料のいい会社に転職していきました。

また、風水戦争と呼ばれる有名な事件もありました。

1990年に中国銀行がタワービルを建設しました。
香港人の同僚と一緒に夕食を食べた際に、

「あれが香港では有名な風水戦争のビルだ」

と同僚に教えてもらったのですが、中国銀行のビルは、三角錐のような鋭角的な形をしたビルでした。

そして、その三角形の先端がライバル銀行である香港上海銀行に向けられています。
香港上海銀行はイギリス資本であり、中国銀行は中国資本のため、中国がイギリスに風水戦争を仕掛けたと地元では話題になったそうです。

気功の世界では、三角形の先端からは攻撃的な気が出ると言われています。

建物でなくとも、人間が、手の平を合わせて、つまり、胸の前で合掌の形を作り、そのまま腕を伸ばせば、手のひらの先端から攻撃的な気が出ると言われていますのです。

日本では、忍者や修験道の山伏が九字を切ります。九字を切れば、指先から気が放出され、悪い気を切り裂くとされています。

これと同じことを中国銀行はビルという建物を使って行い、
その結果、香港上海銀行の業績は、翌年、大きく落ち込んだということです。

攻撃を仕掛けられた香港上海銀行のほうは、対策として、屋上の上に大砲のような形に見えるクレーンを設置。

その大砲（？）で中国銀行の風水攻撃を跳ね返し、その翌年には、業績が回復したそうです。

また、香港上海銀行だけでなく、中国銀行の周辺のビルもその悪影響を受けたため、防衛策として外壁をガラス張りにして、攻撃を跳ね返しているそうです。

もちろん、誰も公式には、風水攻撃を受けたなどとは言わないのですが、香港では有名な話であり、そして、多くの人が風水の効果を信じているのです。

NLP（神経言語プログラミング）では、モデリングというテクニックがあります。
これは、自分の理想とする人の真似をすることで、短期間で、理想の人に近づこうとするテクニックです。

成功した華僑は多くの人が風水や奇門遁甲を信じて、ビジネスや日常生活に取り入れています。

あなたも奇門遁甲を取り入れてみませんか？

奇門遁甲の使い方

まず、奇門遁甲を利用しようとすれば、遁甲盤というものを作成して、吉方位を探す必要があります。
ただ、遁甲盤を素人が作成するのは、大変難しいため、方位表が載っている暦や簡単に遁甲盤を選べる表が載っている本を購入することをオススメします。

奇門遁甲のオススメ書籍

私がオススメするのは、以下の二つです。

「成功をつかむ究極方位」（黒門著：説話社）

現在の日本で奇門遁甲の第一人者とされる黒門氏の著書です。
Youtubeで奇門遁甲　黒門で検索されるとテレビで放送された風水や奇門遁甲を使った開運事例を見ることができます。
以下のリンクは、風水でクラブの業績を向上させた事例です。
↓
風水でクラブの業績が急上昇

「超開運風水暦 2018年版」（鮑義忠著：自由国民社）

昔、鮑義忠氏のお父上の鮑黎明氏に紫微斗数で命運を占っていただいたことがあります。
もう30年も前のことですが、私の場合、中高年から運気が開けるとのことでした。

以下のリンクからお父上が出演されているテレビ番組を見ることができますが、なんと家具の配置を変えるだけでも脳波がα波になる、集中できるようになるとのこと。
↓
風水で頭が良くなる

名前からお分かりの通り、鮑氏は台湾のご出身で、本格的な中国の風水や奇門遁甲の鑑定をしていただけます。

次に、マンションを購入する時は、お二人のどちらかに鑑定をお願いしようと思っています。

奇門遁甲の日常生活における活用方法

奇門遁甲の日常生活における活用方法としては、2通りの方法があります。

ひとつは、吉方位と言われる方向へ小旅行やハイキングに行き、良い運を少しずつ蓄積するという方法です。

もうひとつは、大切な商談がある場合や入学試験の時に、吉方位を選んで動くという方法です。

前者の方法で、旅行に行って帰ってきたら、来客数が一気に数十パーセントも増えたという例もあるようです。ただし、基本的には運を少しずつ貯金するといった方法なので、効果が出るまでに少し時間がかかるようです。

旅行も1回だけではなく、できれば10回程度行くといいとされています。

後者の方法は、もう一発勝負なので、すぐに効果が判明します。

引越しの場合には、日盤や月盤を見て、吉方位を判断するのですが、日常生活では、時盤（2時間単位で変わります）を見て、吉方位を選びます。

私が、「本当に効果があった」「奇門遁甲」を使って良かったと思ったのは時盤を使った中学入試の時です。

中学入試は2日間の日程で行われました。

1日目は苦手な国語のテストだったのですが、遁甲盤で方位を確認すると、吉方位。これなら、いつも以上の点数が取れるだろうと思ってテストを受けたところ、普段60点くらいしか取れなかったのが、その日は80点レベルの出来。2日目は、得意な算数だったので、これで合格間違いナシと安心しました。

算数は、ほとんどの場合、90点近い点数を取っていましたので、ひょっとするとトップクラスの成績で合格するのではないかと思ったくらいです。

ただ、2日目の方位を見ると、凶方位でした。

奇門遁甲の本来の使い方ならば、一旦、別の方角に移動して、それからテスト会場に向かうべきでした。

例えば、自宅から北にテスト会場があり、そして、北が凶方位だったとします。

この時、一旦、別の場所に移動します。
つまり、寄り道をするわけです。そこで、可能であれば、4時間。無理でも2時間以上滞在します。その後、目的地に移動。もちろん、4時間滞在した場合のほうが、効果が大きくなります。

この際、寄り道場所⇒目的地の場所が吉方位になる方向を選定します。

もちろん、自宅⇒寄り道場所に関しても、吉方位のほうがいいのですが、そもそも吉方位が少ないので、都合よく寄り道場所が見つかるかどうか分かりません。

入学テストや就職の面接などのように人生を左右する一大イベントなら、吉方位が見つからないのであれば、前日に泊まり込んで、吉方位を使ってもいいくらいです。

さて、2日目も奇門遁甲を活用すれば良かったのですが、1日目の成績で安心した私は、凶方位は気になりながらも、凶方位となる時刻で出発してしまいました。

すると、全く頭の調子が上がらず、いつも90点取れる算数で60点台しか取れませんでした。

まあ、合格したから良かったものの、2日目は家を早く出て、吉方位を使って受験するべきだと悔やんだものです。

このように、本来、凶方位だったとしても、わずか4時間程度、時間を費やすだけで、大きく運命を変えられるかもしれません。

重要な商談や面接、入学試験の時など、ぜひ活用してみてください。

奇門遁甲で開運できる理由

奇門遁甲においては、「元となる運命の流れ」があり、これを「太極」と呼びます。
ただ、実は、未来は、完全に定まったものではなく、「別の運命の流れ」もあるとされています。

そして、奇門遁甲や風水を活用して、移動や家のリフォームをすることで、エネルギーの流れを変えることができ、それに成功すれば、「新たな太極」、つまり、「別の運命の流れ」に移動できるようなのです。

スピリチュアルの世界では、実は、時間というものは幻想であり、複数の世界、パラレルワールドが存在していると言われています。

例えば、今、私は、黒いジーンズを履いていますが、別の世界では、白のジーンズを履いている自分もいるというのがパラレルワールドの考え方です。

そして、履いているジーンズの色が違うといった程度の違いではなく、既に、大金持ちになっている自分やホームレスになっている自分もいるというのです。

それが、奇門遁甲を使うことで、「今いる流れに沿った未来」ではなく、意識的に「より素晴らしい流れの未来へ」へ移動することができるようなのです。

一冊の本と数時間の行動で、未来が変えられる可能性があるなら、試してみてもいいのではないのでしょうか？

何度も実践すれば、高級住宅街に家を構えられるようになるかもしれません。