申請

10万円給付オンライン申請の中止や休止が28自治体、対象700万人以上で相次ぐとあまり評判が宜しくありません。PC環境によるのでしょうが、筆者も少々時間がかかりましたので、注意点をまとめました。

PCか?スマホか?

10万円特別定額給付金のオンライン申請にあたっては、マイナポータルAPというアプリをPC、もしくは、スマホにインストールする必要があります。

ただし、スマホやPCがあればOKかというとそうではなく、いくつかの制約事項があります。

PCの場合

ICカードリーダーが必要

確定申告の際、e-Taxを利用されている方はICカードリーダーを持っておられると思います。しかし、そうでなければ、ICカードリーダーを持っている方は少ないのではないでしょうか?

Amazonなら、1,500円ほどで買えます。ただ、今後、e-Taxを利用する予定があるならば、ICカードリーダーを購入する価値はありますが、そうでなければ、郵送で申請すれば十分だと思います。

スマホの場合

マイナポータルAPがインストールできる対応機種が必要

iPhone・Android対応機種はこちらから確認できます。

Androidについては機種名がズラリと書かれていますが、iPhoneの場合はiOS 13.1以上がインストールされたiPhone 7以降のiPhoneという大雑把な説明です。

筆者のiPhoneは旧型のiPhone SEなのですが、このモデルはiPhone7(発売時期:2016/09)よりも発売時期が2016/03と古く対象外でした。

なお、自分の機種が分からない場合は、「マイナポータルAP」の検索、インストールの項目でインストール先のQRコードが表示されていますので、スマホでこのQRコードを読み取れば対象機種かそうでないかが分かります。

PCの場合の注意点

筆者はPCで申請したので、これ以降は、PCの場合の注意点を記します。

動作環境の確認

まず、次のページで自分のPCやブラウザが動作環境を満たしているのか確認しましょう。
→ マイナポータルの動作環境

ブラウザのVersion確認方法

OSやブラウザソフトでも制限があります。

Google Chromeの場合

右上の設定ボタン(黒丸が縦に3つ並んだボタン)→ヘルプ→Google Chromeについてをクリック。Versionが表示されます。

Microsoft Edgeの場合

右上の設定ボタン(黒丸が横に3つ並んだボタン)→設定をクリック
一番下までスクロールすると、Versionが確認できます。

ただし、Microsoft EdgeのVersionを79以降にしてしまうと、なぜかMicrosoft Edgeを利用しているにもかかわらず、

Microsoft Edgeバージョン79以降の場合は、Google Chrome用のマイナポータルAPをインストールする必要があります

という不思議な仕様になっていますので、バージョンが40以上78未満であれば、Versionをアップデートしないほうが望ましいです。

Google Chrome、Microsoft Edgeのどちらがいい?

※Microsoft Edgeバージョン79以降の場合は、Google Chrome用のマイナポータルAPをインストールする必要がありますということなので、Google Chromeを使ったほうがいいです。

ただし、筆者のPCでは最初Google Chromeを利用したのですが、Google Chromeでは、マイナポータルAPがインストールできませんでした。

正確には、一旦、インストールできたのですが、起動できませんでした。

一旦、マイナポータルAPを削除後、再度、インストールしても結果は同様でした。

Google Chromeを試してNGなら、Edgeを使ってみてください。

なお、Internet Explorer 11でも利用可能とのことです。

マイナポータルAPのインストール

動作環境の確認が終われば、次のリンクからマイナポータルAPのインストールに進みます。
→ マイナポータルAPのインストール

ブラウザを選択して、マイナポータルAPのダウンロード→インストールに進みます。ブラウザ再起動後、マイナポータルAPが利用可能になります。

カードリーダーのドライバを最新版に更新

筆者のカードリーダーは古い(SONY RC-S330)のため、ドライバを最新版に更新しなければ、読み取りエラーが起こりました。

*SONY RC-S330のドライバダウンロード先

マイナポータルAPのインストールとカードリーダーのドライバ更新が終了すれば、オンライン申請を行います。

10万円特別定額給付金のオンライン申請

以下のリンクから10万円特別定額給付金のオンライン申請を行います。
→ 10万円特別定額給付金のオンライン申請方法

  1. 地域を選択
  2. ぴったり検索から特別定額給付金を選択→この条件で探すをクリック
  3. 特別定額給付金にチェック
  4. 申請するをクリック
  5. 以下のメッセージが表示されます。
    「電子署名が必要な手続きが選択されています。マイナンバーカード、ICカードリーダーライタ(PCの場合)、マイナポータルAPのインストールが必要です。電子署名を付与しなかった場合、以下の手続きはぴったりサービスから申請できません。
    ・特別定額給付金
    申請に進んでもよろしいですか」
  6. OKをクリック
  7. 次へすすむをクリック。
  8. Step2の「プライベートブラウズモードをオフにしています」にチェック。
  9. Step4の以下3つにチェック
    「マイナンバーカードを持っています。」
    「署名用電子証明書の暗証番号(パスワード)を覚えています。また、ロックしていません。」
    「マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタを持っています。」
  10. 次へすすむボタンをクリック。
  11. マイナンバーカードを読み取り、住所等を自動入力(郵便番号等は手入力)。
  12. 次へすすむボタンをクリック。
  13. 給付対象者の氏名や自分の銀行口座を入力。
  14. 最後にキャッシュカードや通帳の写真をアップロードして入力完了

10万円入ったら、何に使う

家族5人で住んでいれば、10万円×5人分=50万円、とかなりまとまったお金が入ってきます。

生活費に困っていれば、生活費に回さざるを得ませんが、多少なりとも余裕があるならば、使い道をよく考えましょう。

一番残念なやってはいけないこと

「普段、生計で使っている銀行口座に給付金を振り込んでもらい、気がついたらなくなっていた。何に使ったかもよく分からない」

これは一番避けたいパターンです。

あらかじめ使い道を考えておき、できれば普段使いのメイン銀行口座ではなく、あまり使わないサブの銀行口座に入れたほうがベターです。

大型家電等を買う

コロナ前と比べて自宅にいる時間が長い人も多いでしょう。大型TV等の大型家電を購入してはどうでしょうか?

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大型TV等は2,3万円ほど安くなることも多いので、セールを待って、できるだけお得に買いましょう。

投資を始める

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