「新NISAを始めてみたいけれど、何を買えばいいのか分からない」
「投資信託だけでなく、個別株にも少しずつ投資してみたい」
そんな人にとって、選択肢の一つになるのがPayPay証券です。
PayPay証券の特徴は、一般的な「1株」「100株」といった株数ではなく、100円、1,000円、5,000円といった金額を指定して株を購入できることです。
PayPay証券アプリでは、PayPay銀行と連携して買う場合は100円から、証券口座の資金やPayPayマネーを利用する場合は1,000円から購入できます。
さらに、新NISAの成長投資枠を利用すれば、日本株、米国株、ETF、投資信託などにも非課税で投資できます。米国株や米国ETFについては、少額から「つみたて購入」も可能です。
この記事では、
- PayPay証券で新NISAを始めるメリット
- PayPay証券での新NISAの始め方
- 少額から個別株を積み立てる方法
- 投資信託と個別株を組み合わせる考え方
- 始める前に知っておきたい注意点
を初心者向けに解説します。
※2026年9月時点のPayPay証券公式情報をもとにしています。サービス内容や最低購入金額などは変更される場合があります。
新NISAをPayPay証券で始めるメリット!個別株も少額から積立できる
Contents
新NISAというと、
「S&P500やオルカンなどの投資信託を毎月積み立てる制度」
というイメージを持っている人も多いかもしれません。
もちろん、それも新NISAの代表的な使い方です。
しかし、新NISAには、
つみたて投資枠
と
成長投資枠
という2つの枠があります。
PayPay証券では、つみたて投資枠で一定の投資信託を積み立てながら、成長投資枠を使って日本株や米国株、ETFなどを購入することもできます。
「基本はインデックス投資。でも個別株にも少し挑戦してみたい」
という人にも使いやすい仕組みです。
投資信託だけでなく日本株・米国株も成長投資枠で買える
新NISAのつみたて投資枠で購入できるのは、長期・積立・分散投資に適していると認められた一定の投資信託です。
一方、成長投資枠では対象商品が大きく広がります。
PayPay証券では、成長投資枠を使って、
- 日本株
- 米国株
- 国内ETF
- 米国ETF
- 投資信託
などに投資できます。
成長投資枠の年間投資上限額は240万円。
つみたて投資枠の年間120万円と合わせれば、年間最大360万円までNISAを利用できます。
だからといって、上限まで投資する必要はありません。
初心者であれば、
「まず毎月1万円」
「個別株は月1,000円や5,000円から」
といった少額から始めても構いません。
大切なのは、無理のない金額から実際に投資を始め、少しずつ経験を積むことです。
1株単位ではなく金額指定だから個別株を少額で買いやすい
PayPay証券の大きな特徴が、金額指定で株を購入できることです。
通常の証券会社では、
「株価5万円の株なら最低5万円」
「100株単位なら数十万円必要」
となる銘柄もあります。
PayPay証券の場合は、
「この会社を1,000円分買う」
「今月は5,000円分だけ買う」
といった買い方ができます。
現在はPayPay銀行と連携した場合、PayPay証券アプリでも100円以上1円単位から購入できます。
証券口座に入れている資金やPayPayマネーを利用する場合は、1,000円以上1円単位です。
例えば、1株10万円を超える企業であっても、必ずしも10万円を用意する必要はありません。
これは特に、
「個別株をやってみたいけれど、最初から何十万円も投資するのは怖い」
という初心者には大きなメリットです。
インデックス投資のように個別株もコツコツ積立できる
個別株投資というと、
「安いところを狙って買う」
「チャートを見てタイミングを判断する」
というイメージがあります。
しかし、PayPay証券では米国株や米国ETFについて、毎週・毎月などのつみたて設定が可能です。
つまり、
毎月1日に3,000円
毎月15日に5,000円
といったように、投資信託の積立に近い感覚で個別株を買い続けることができます。
私は、この仕組みは個人投資家にとってかなり面白いと思っています。
なぜなら、成長企業への投資で最も難しいことの一つが、
「いつ買うのか」
だからです。
将来大きく成長すると考えている企業でも、
今が高値なのか、
これからさらに上がるのか、
いったん30%下落するのか、
誰にも正確には分かりません。
そこで、一度に大金を投資するのではなく、少額を定期的に投資していく方法が考えられます。
ただし、2026年9月時点では、PayPay証券アプリで「つみたて購入」ができる株式は米国株・米国ETFで、日本株は自動積立の対象ではありません。日本株そのものは成長投資枠で購入できます。
ここは混同しやすいので注意してください。
新NISAの始め方|PayPay証券で口座開設して投資する手順
では、PayPay証券で新NISAを始めるにはどうすればいいのでしょうか。
大きな流れは、
①証券口座・NISA口座を作る
②投資する資金を準備する
③銘柄を決める
④購入または積立設定をする
となります。
PayPay証券の証券口座・NISA口座を開設する
最初に必要なのが、PayPay証券の証券口座です。
そのうえでNISA口座を申し込みます。
NISA口座は、原則として1人につき1つの金融機関で利用する制度です。
「つみたて投資枠はA証券、成長投資枠はPayPay証券」
というように、同じ年に2つの金融機関へ分けて利用することはできません。
すでに楽天証券やSBI証券などでNISA口座を持っている人は、PayPay証券へ変更する必要があるため注意してください。
一方、これから初めて新NISAを始める人なら、証券口座とNISA口座の申し込みを進めていけばよいでしょう。
投資するお金を準備する
口座を開設したら、次は投資資金を準備します。
ここで最初から、
「NISAだから年間360万円使わなければ」
と考える必要はありません。
むしろ初心者の場合は、
生活に影響しない余剰資金から始める
ことの方が重要です。
例えば、
毎月3万円を投資するなら、
2万円:投資信託
5,000円:米国株A
5,000円:米国株B
といった形でも構いません。
あるいは、最初の数か月は1,000円ずつ個別株を買い、
「株価が上下すると自分はどう感じるのか」
を経験してみてもいいでしょう。
少額投資のメリットは、大きく儲けることではありません。
小さな金額で実際の投資経験を積めること
にあります。
銘柄と金額を決めて積立設定する
PayPay証券アプリで購入する場合は、NISA対象銘柄から投資したい商品を選び、購入口座として「NISA」を選び、金額を指定して注文します。
米国株や米国ETFであれば、対応銘柄についてつみたて設定もできます。
例えば、
「毎月5,000円」
と設定すれば、その銘柄を継続的に購入できます。
ここで重要なのは、
「有名企業だから積み立てる」ではなく、なぜその企業を長期保有するのかを考えること
です。
売上が伸びている。
市場そのものが拡大している。
競合企業が簡単には追いつけない強みがある。
10年後に現在より大きな企業になっている可能性がある。
こうした仮説を持ったうえで投資することが、個別株では特に重要です。
PayPay証券なら新NISAでどんな個別株を積立できる?
PayPay証券の新NISAでは、成長投資枠を利用することで投資信託だけでなく個別株にも投資できます。
ただし、
「成長投資枠で買える商品」と「自動積立できる商品」は同じではありません。
ここを整理しておきましょう。
成長投資枠では日本株・米国株・ETFなどが対象
PayPay証券の成長投資枠では、国内外の株式、ETF、投資信託などが投資対象です。
つまり、
インデックス投資だけではなく、
「この企業は今後10年間で大きく成長するのではないか」
と考えた企業へ直接投資することもできます。
一方、自動でつみたて購入できる株式については、PayPay証券アプリでは米国株・米国ETFが対象で、日本株のつみたて買付には現在対応していません。
日本株を少額で買うこと自体は可能なので、
「毎月1日に自分で5,000円買う」
というように手動で積み立てていくことはできます。
毎月決まった金額で個別株を積み立てる考え方
例えば、長期的に成長すると考えている米国企業があったとします。
しかし、現在の株価が適正なのかどうかは分かりません。
そこで、
最初に30万円を全部投入するのではなく、
毎月5,000円ずつ、
毎月1万円ずつ、
と時間を分散して購入する方法があります。
株価が高い月には少ない株数を買い、
株価が安くなれば多くの株数を買うことになります。
もちろん、この方法を使えば必ず儲かるわけではありません。
企業そのものが成長しなければ、積み立てても損失になる可能性があります。
特に個別株では、
「積立だから安全」ではない
という点は理解しておく必要があります。
だからこそ、
「10年後にも成長していると考えられる企業なのか」
を決算のたびにチェックしていくことが大切です。
投資信託の積立と個別株積立を組み合わせる方法
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できます。
そのため、
土台はインデックス投資、上乗せ部分で個別株
という使い方もできます。
例えば毎月5万円投資するなら、
3万円
→ S&P500や全世界株式などの投資信託
1万円
→ 成長が期待できる米国株A
1万円
→ 成長が期待できる米国株B
といった方法です。
これなら、資産全体を個別株だけに集中させるのではなく、幅広い企業へ分散投資しながら、成長企業への投資にも挑戦できます。
初心者の場合は、
「コアはインデックス、個別株は少額」
から始める方が分かりやすいでしょう。
投資経験が増え、自分で決算や企業分析ができるようになってから、個別株の割合を考え直す方法もあります。
PayPay証券で新NISAを始める前に知っておきたい注意点
PayPay証券は少額から始められるため、初心者には使いやすい証券会社の一つです。
しかし、いくつか注意しておきたいこともあります。
購入方法によって最低購入金額が異なる
最も注意したいのが最低購入金額です。
「PayPay証券は1,000円から」
あるいは、
「PayPay証券は100円から」
と紹介されることがありますが、どちらも条件によっては正しい説明です。
PayPay証券アプリの場合、2026年9月時点では、
- PayPay銀行連携:100円以上1円単位
- 証券口座資金:1,000円以上
- PayPayマネー:1,000円以上
- PayPay銀行以外の連携銀行:1万円以上
など、資金の出し方によって最低金額が違います。
また、PayPay証券ミニアプリでは100円以上1円単位での購入が可能です。
そのため、
「どんな方法でも一律100円から」
あるいは
「一律1,000円から」
と思わないようにしましょう。
個別株はインデックス投資より値動きや銘柄選びに注意する
少額で買えるからといって、個別株のリスクそのものが小さくなるわけではありません。
例えば1,000円投資して50%下落すれば500円になります。
10万円なら5万円になります。
投資額が違うだけで、下落率は同じです。
また、インデックスファンドなら数百社、数千社へ分散投資できますが、個別株1社への投資は、その会社固有のリスクを直接受けます。
業績悪化。
競争激化。
新製品の失敗。
不祥事。
技術革新。
経営者の交代。
こうしたニュースによって、株価が大きく下落することがあります。
だから私は、初心者が個別株を始める場合には、
少額から始めること
と同時に、
企業の決算を継続的に確認すること
が大切だと考えています。
つみたて投資枠と成長投資枠の違いを理解して使い分ける
最後に、新NISAの2つの枠を混同しないようにしましょう。
つみたて投資枠は、
年間120万円までで、一定の条件を満たした投資信託を積み立てる枠です。
成長投資枠は、
年間240万円までで、国内外の株式、ETF、投資信託など幅広い商品へ投資できます。
両方を合計したNISA全体の非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠で利用できるのは1,200万円までです。
初心者なら、
つみたて投資枠
=資産形成の土台
成長投資枠
=個別株などに挑戦する部分
と考えると分かりやすいでしょう。
まとめ|新NISA初心者にもPayPay証券の少額投資は使いやすい
PayPay証券で新NISAを始める大きなメリットは、
「まとまった資金がなくても、投資信託だけでなく個別株にも挑戦しやすいこと」
です。
PayPay銀行との連携など条件によっては100円から、証券口座資金やPayPayマネーを使う場合でも1,000円から株を購入できます。
米国株や米国ETFなら、対応銘柄を毎週・毎月のように自動で積み立てることも可能です。
これまで個別株というと、
「1株買うだけで何万円も必要」
「100株買うために何十万円も必要」
というイメージがありました。
しかし金額指定で買えるようになれば、
月1,000円で企業研究をしながら実際に株を持ってみる
という学び方もできます。
もちろん、最初から個別株だけに投資する必要はありません。
まずは新NISAのつみたて投資枠でインデックス投資を始める。
そのうえで、
「この企業は10年後にもっと大きくなっているのではないか」
と思える企業を見つけたら、成長投資枠から少額で投資してみる。
これも、新NISAの一つの使い方です。
重要なのは、
「何を買えば儲かるか」を誰かに聞くことではなく、自分で企業を調べながら投資経験を積んでいくこと。
PayPay証券の少額投資は、その第一歩として利用しやすい仕組みだと思います。
SBI証券や楽天証券と比べると売買コストがかかる
PayPay証券のデメリットとして、ぜひ知っておきたいのが売買コストです。
SBI証券では、一定の条件を満たせば国内株式の売買手数料は0円です。新NISAでは米国株式・海外ETFの売買手数料も0円になっています。
楽天証券でも「ゼロコース」を利用すれば国内株式の売買手数料は0円で、新NISAの成長投資枠では国内株式や米国株式などの取引手数料が0円です。
これに対してPayPay証券では、NISA口座であっても株式の売買時に「取引手数料相当額」がかかります。
日本株の場合、東京証券取引所の立会時間内であれば、基準価格に対して0.5%相当が取引価格に含まれます。
例えば、10万円分の日本株を購入すると、単純計算では約500円相当のコストです。
米国株についても、通常の米国市場取引時間中は基準価格に対して0.5%相当、それ以外の時間帯では0.7%相当の取引手数料が含まれます。
さらに米国株では、円と米ドルを交換するときに1ドルあたり35銭の為替手数料相当額もあります。
そのため、売買コストだけを比較すれば、SBI証券や楽天証券の方が有利です。
これはPayPay証券を選ぶうえで明確なデメリットでしょう。
ただし、ここで考えたいのが「どのような投資をするのか」です。
例えば、
毎月少額ずつ株を積み立て、
5年、10年と長期保有する。
このような投資であれば、0.5%程度の購入コストが長期の運用成果全体に与える影響は、短期売買に比べればかなり小さくなります。
仮に購入時0.5%、最終的な売却時にも0.5%程度かかると考えても、単純化すれば往復約1%です。
5年間保有するなら年あたり約0.2%、10年間なら約0.1%に相当する規模です。
もちろん厳密な計算ではありませんが、10年単位で大きな成長を狙う投資であれば、決定的な差になりにくいコストとも考えられます。
逆に、
短期間で何度も売買する。
頻繁に銘柄を入れ替える。
デイトレードや短期トレードをする。
という使い方では、0.5%のコストが売買のたびに積み重なるため、PayPay証券はあまり向いていません。
つまり、PayPay証券は、
「最も手数料が安い証券会社」ではありません。
その代わり、
「少額から金額指定で個別株を買いやすい」
というところに強みがあります。
例えば、1株数万円、数十万円する銘柄でも、
「まず1,000円だけ買ってみる」
「毎月5,000円ずつ積み立てる」
といった使い方ができます。
初心者が個別株投資を学ぶ目的や、成長企業を5年、10年と少額で積み立てる目的なら、この使いやすさには十分な価値があると私は考えています。
手数料を最優先するならSBI証券や楽天証券。
少額・金額指定で個別株を積み立てやすいことを重視するならPayPay証券。
このように、自分の投資スタイルに合わせて選ぶのがよいでしょう。
10倍株を見つけるための方法とは?
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※本記事は特定の金融商品や証券会社への投資・契約を推奨するものではなく、制度・サービスの一般的な情報提供を目的としています。株式や投資信託には元本割れのリスクがあります。サービス内容、対象銘柄、最低購入金額、手数料などについては、取引前にPayPay証券の最新の公式情報をご確認ください。