社会人になってから30年間以上、一生懸命にお金を殖やしたいと思ってきましたが、全く効果が上がりませんでした(笑)。
ただ、考えようによっては健康に留意すれば、あと30年程度は元気で過ごすことができるでしょう。

80歳になった時でも、まだ海外旅行に行けるだけの体力があるかどうかは若干心配ですが、まだ、当分は海外へも遊びに行ける体力がありそうです。そういうわけで、これから30年かけて資産を構築していきます。

金融リテラシーとは?

最近、お金を貯めるには金融リテラシーが大切ということを時々聞くようになってきました。

これまでも株式投資も少しはやってきましたが、包括的な方法で「お金を殖やそう」としてきたとは言い難いです。このサイトでは、いわゆる世間一般で「お金が貯まる」と言われている様々な方法をテスト・実践していきたいと思います。

お金

さて、まず、金融リテラシーという言葉ですが、これは、直訳すれば、「お金に関する読み書き」能力です。

まあ、簡単に言えば、お金を管理する能力であり、お金を殖やせる人、お金を貯められる人は、この「金融リテラシー」が高いということであり、そうでない人は、この能力が低いということです。

残念ながら、結果だけ見れば、私も長年この能力が低いままでした。ただ、能力や技術というものは、適切な努力さえすれば、誰でも一定レベルまでは向上させられます。

もちろん、誰もがウォーレン・バフェットのような大富豪になれるわけではないのですが、それでも適切な努力を継続すれば、平均以上の能力を身につけられるでしょう。

さて、「金融リテラシー」という言葉をもう少し詳しく調べてみると、日本証券業界によれば、

「金融リテラシー」とは、金融に関する知識や情報を正しく理解し、自らが主体的に判断することのできる能力であり、社会人として経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で欠かせない生活スキル

ということです。

金融リテラシー・マップ

また、政府の関係省庁や金融団体のメンバーで構成している金融経済教育推進会議という団体がありますが、
こちらの団体では、「金融リテラシー・マップ」というPDFファイルを作成しています。

このマップは、国民一人ひとりが「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を、年齢層別に、体系的かつ具体的に記したものです。

つまり、私たち一人ひとりが、金融リテラシーを身につけ、より自立的で安心かつ豊かな生活を実現しようというものです。

*金融リテラシー・マップは、こちらからダウンロードできます ⇒ 金融リテラシー・マップ

一般社会人が身につけるべき金融リテラシーをいくつか抜粋してみますと、

家計管理

家計を主として支える立場から家計簿などで収入支出や資産負債を把握管理し、必要に応じ収支の改善、資産負債のバランス改善を行える

生活設計

社会人として自立し、本格的な責任を担う。ライフスタイルや価値観は多様化しているが、自分自身のほか、家族や周囲への責任も重くなり、住宅・教育・老後資金の準備や支出が必要となることが多い。将来に向けた資産形成を本格的に行う時期。独身層とファミリー層の両方を想定。ファミリー層では家庭内で子に金融教育を行うことも必要となる。

金融

  • 金融商品の3つの特性(流動性・安全性・収益性)とリスク管理の方法、および長期的な視点から貯蓄・運用することの大切さを理解する。
  • お金の価値と時間との関係について理解する(複利、割引現在価値など)。
  • 景気の動向、金利の動き、インフレ・デフレ、為替の動きが、金融商品の価格、実質価値、金利(利回り)等に及ぼす影響について理解している。

などなど合計37ページに渡って記載されています。

ただ、あくまでもマップなので、この資料を読んだだけで、毎月2万円費用が削減できたり、毎年10%資産を増やせるようになるわけではありません。

お金を殖やす方法・貯める方法

金融リテラシー、つまり、お金を管理する能力を高めることは資産形成には不可欠なのですが、その他には、どんな方法があるのでしょうか?

思いつくままに書き出してみました。

お金を殖やす方法

  • 株式投資で毎年安定した成績を上げる。
  • 過去10年間で安定した利益を出している投資信託を購入する。
  • ウォーレン・バフェットのように成長性のある会社を見つけて、その株を買い、長期保有する。
  • 家計簿をつけて、毎月節約する。
  • 節税に有利な金融商品を購入する。
  • 風水を活用して運気を向上させる。
  • トイレを出るときはトイレのふたを閉める。
  • 体力を向上させ、もっと仕事に励み、収入を増やす
  • 資格を取得し、会社からの奨励金をもらう。
  • 親から生前贈与をもらう。
  • ポイントサイトでポイントを貯める。
  • 不動産投資を開始する。
  • アフィリエイトを開始する。
  • 転職して収入を増やす。

実施するのにハードルが高いものから、すぐに始められるもの。
確実に効果を期待できるものから、トイレのふたを閉めるという効果のよく分からないものまで十数個あげてみました。

トランプ氏が大統領になったのは風水のおかげ?

スピリチュアルが嫌いな方は読み飛ばしていただければ構わないのですが、香港に行くと日本でいうところの上場企業に相当するような会社が風水に則ったやり方で自社ビルを建築しています。

香港に出張した時、現地の同僚が香港の風水戦争を話してくれました。

事の発端は、1990年に完成した三角形の形をした中国銀行のタワービル。
気功の世界では、三角形の先端を相手に向けると、攻撃的な気が送られるとされています。
私も、昔から呼吸法や気功をやっていますが、確かにそういった面はあるようです。

さて、この中国銀行のタワービルですが、あえて三角形の先端をライバル会社である香港上海銀行に向けて建設されました。そうすると、翌年、香港上海銀行の業績が下がったそうです。

その風水攻撃に対抗するため、香港上海銀行は、屋上に中国銀行に向けて大砲に見立てたクレーンを設置しました。
その大砲で、中国銀行からの攻撃的な気をはねかえそうとしたそうです。
そして、結果、大砲を建築した翌年には業績が回復したとのことです。

まるでアニメの世界の話ですが、香港人は大真面目で風水に数千万円や数億円をかけているのです。

また、香港に行くと、寒いくらいにエアコンが聞いています。このため、香港人は夏でもセーターを着ている人が多いです。

香港人の同僚に

「どうして、そんなに電気の無駄遣いをしてまでエアコンを効かせているのか?」聞いたところ、

「とにかく空気が滞留するのは悪い気が溜まると思われているため、エアコンをかけて気の流れを良くしている」

とのことでした。

もちろん、香港でも全員がエアコンがガンガン効いたオフィスで働いているわけではありません。一本裏通りに入れば、古いビルが立ち並び、Tシャツで過ごしている人がいっぱいいます。

有名企業に勤めている人=豪華なビルで働いている人なので、有名企業に勤めている人ほど、夏でもセーターを着ている傾向が強いようです。つまり、有名企業に勤めている人ほど、風水の影響を受けている(?)ようです。

さらに、真偽のほどは不明ですが、トランプ大統領が住んでいるトランプタワーもビルの建築の際には、香港の有名な風水師に鑑定を依頼したと言われています。もし、これが本当なら、トランプ氏は風水のおかげで大統領になったのかもしれません。もっとも、一般人では、たとえ風水が運気向上にいいとしても、簡単に家の増改築を行うことはできません。

ただ、頻繁に家の掃除などを行い、空気の澄んだ家、つまり気の流れが良い家を維持することならできるでしょう。

「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵著:サンマーク出版)は100万部を超える大ベストセラーとなりましたが、これもいわば気の流れを良くすることで、運気を上げるという内容の本です。

神社に願掛けするのは効果があるのか?

子供の頃は、家が商売をやっていた関係で、祖父によく京都の伏見神社に連れて行かれました。

今では、外国人にも大人気で有数の観光スポットにもなっていますが、いつも不思議に思っていたことは、

「神社に願掛けをするのは効果があるのだろうか?」

ということでした。

伏見神社の場合、寄進された鳥居が何百本もあります。これが、観光スポットになっている大きな理由のひとつでもあるのですが、数百人・数千人の方が鳥居を寄付するくらいご利益があるのではないかという疑問でした。

残念ながら、まだ、伏見神社に鳥居を寄付できるほどの資産はありません(笑)が、商売繁盛で有名な神社にお参りに行くことも多少の効果はあるのかもしれません。
祖父は商売仲間と毎月伏見神社へ行っていましたが、今となって思うと「お参りに行く」と言いながら、帰りに仲間と飲んでくるのが楽しかったのかもしれません。

家計簿をつければ、毎月2万円が浮く?

さて、スピリチュアルな話題はさておき、誰がやっても効果がある方法が家計簿をつけることでしょう。
昔ならば、家計簿を記帳するのも一苦労でしたが、最近ではITの進歩により、レシートをスマホで撮影するだけで自動的に記帳するアプリも出てきました。そして、毎月、きっちりと家計簿をつければ、平均して2万円/月ほどの家計改善効果があると言われています。

こうして浮いたお金を評判のいい投資信託で運用すれば、長期的に見れば、必ず資産形成に役立ちます。
このサイトでは、お金を殖やすのに役立つ様々な方法を発信していきます。