GMOクリック証券に口座は持っておられるでしょうか?
ネット証券では、業界6位であり、SBI証券や楽天証券ほどのシェアはありませんが、1注文当たりの約定代金が100万円を超えてくるレベルになると圧倒的に売買手数料が安くなります。
日経平均先物などの手数料も業界最安値水準であるだけでなく、各種ツールも豊富で、中級者以上におすすめの証券会社です。
GMOクリック証券では、株式だけでなく、投資信託・先物やオプション・FX・外為オプション・CFD・株式オプション・債権など、一般個人投資家では使いきれないくらいの金融商品サービスを扱っています。
この記事では、筆者が利用している株式と日経平均先物についての利用方法を説明します。
会社情報の確認
Contents
ログイン後、画面上部のメニューバーの株式をクリックします。
「株式取引画面の操作ガイドを表示しますか?」の案内が表示されますので、“表示する”をクリックすると操作ガイドが新しいタブで開かれます。
“表示しない”をクリックすると、以下の初期画面が表示されます。
会社名、銘柄コードを入力してエンターキーを押せば、下図のように該当の会社の株価情報などが見られます。
左側が株価やチャート情報、右側が注文入力画面となっています。
ホームページで確認できる情報としては、以下の通り。
株価情報
現在値に加えて、信用倍率、PER・PBR、一株利益・配当金、年初来高値・安値、決算日、貸株金利、一般信用売建玉情報
チャート
移動平均線は5日、25日、75日の3つを表示することができます。
また、テクニカル指標としてはボリンジャーバンド、パラボリックSAR、一目均衡表の3つを表示することができます。
WEBの画面でこれだけ表示できれば、大まかなトレンドをつかむには十分です。
また、スーパーはっちゅう君というパソコンにインストール型のアプリを使えば、26ものテクニカル指標を表示することができます。
≪GMOクリック証券≫操作性・機能性に優れた使いやすいと好評の無料取引ツールが充実!時系列
時系列の画面では日足、週足、月足の4本値を表示できます。ただし、この画面からはデータのダウンロードができません。スーパーはっちゅう君であれば、4本値をCSV形式でダウンロードできますので、Excelに取り込んでシステムトレードに活用することが可能です。
四季報
会社概要や業績見通し・トピックスが確認できます。
また、売上高や経常利益の推移など会社四季報に掲載されている重要指標を確認することができます。
さすがに、本とは異なりますので、四季報に掲載されている全上場銘柄からお宝銘柄を探し出す、といった使い方の場合は、本のほうが視認性が良好です。
ただ、自分の注目銘柄の業績を確認するだけなら、GMOクリック証券のホームページで十分と思えるほど内容が充実しています。
財務分析
通期10年分の貸借対照表・損益計算書の概要を確認することができます。
売上高成長率や営業利益率についても、ワンクリックで「直近」「過去3年」「過去5年」の比較ができますので、成長が持続しているかどうかの確認もできます。
ニュース
決算短信や配当に関するニュースなどを確認することができます。
注文の出し方
取引区分
取引区分から「現物」「制度信用」「一般信用」を選択します。
注文タイプ
注文タイプは以下のように選択します。
成行注文、指値注文の場合 ⇒ 「通常」
逆指値注文の場合 ⇒ 「逆指値」
*「逆指値注文とは?」
逆指値注文とは、「いくら以上になったら買」、もしくは「いくら以下になったら売」とする注文方法です。
例えば、ある銘柄がここ数日、4,000円を切ったら、すぐに反発していたので、今日も同じ動きをするだろうと考えた場合、株価が4,000円以下になれば、成行(もしくは指値でもOK)で買い注文を入れる、といった設定が可能です。これを逆指値注文と呼びます。 指定した逆指値条件に到達した場合、システムが自動的に注文を執行します。
売買区分
売買区分にて「買い」「売り」を選択します。
返済は表示銘柄の信用建玉を保有し、その建玉を決済する場合に使用します。現物取引の場合はチェックは不要です。
取引数量
取引数量を入力します。
入力数量は売買単位(通常100株単位)で入力。
指値/成行
指値条件を入力します。
成行きの場合は、「成行」にチェック。
執行区分
執行区分を「寄付」「引け」「指成」「IOC」から選択。
*指成とは?
指成注文では、前場または後場の引けまでは指値で注文し、その注文が約定しなかった場合には、引けの時点で自動的に成行注文に切り替わる注文方法のことです。
*IOCとは?
IOCとは、「Immediate or Cancel order」の略で、指定した値段かそれよりも有利な値段で、即座に一部あるいは全部を約定させ、成立しなかった注文数量はキャンセルされる注文方法です。
有効期限
有効期限を選択します。
「指定」の場合、一か月先の応当日までの日付からできます。
取引暗証番号
取引暗証番号を入力します。
確認画面へ
最後に、確認画面へ進んで、発注を完了します。
銘柄選定方法
既に、注文を入れる銘柄が決定している場合は、上記の通りですが、GMOクリック証券のホームページは銘柄選定にも威力を発揮します。
株主優待から選ぶ
月度や優待内容を指定して検索可能です。自分の気になる銘柄があれば、さらに会社名→株主優待の順にクリックすることで、株主優待の詳細内容を知ることができます。
スクリーニングの方法
ROE、PBR、PERなど詳細な条件をつけて、スクリーニングができます。また、各指標ランキング上位20社もワンクリックで見ることができます。
各種指標ランキングの中から自分が気になる銘柄を選び出し、来期の業績予想を確認することで、成長株の発掘ができます。
例えば、創業者の前澤氏で有名なZOZOはZOZOスーツの不振もあり、一時の高値からは大きく値を下げました。それに連れて業績や各種指標も大きく下がっているような印象がありました。
ただ、ROEランキングで見ると、未だに、上位5位に位置しており、ROEは54.45%と驚異的な数値を誇っています。また、2021年度も売上は10%程度伸びる予想です。
このように比較的簡単に来期も成長が期待できる株をスクリーニングすることができます。
ウォッチリスト
自分が気になる株はウォッチリストに登録しておくことができます。
貸株
金利一覧をクリックすれば、貸株金利の高い順にランキングされます。
GMOクリック証券では、東証一部上場企業は、ほとんどの銘柄が貸株対象になっていますので、長期投資用の株は、貸株サービスを利用すれば、地道にお得です。
資金が100万円以上の方にオススメのGMOクリック証券
実は、1回の約定金額が50万円以上ならば、圧倒的に手数料が安いのがGMOクリック証券の特徴です。
手数料の詳細は、以下のページにて↓
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