通常、JALのマイルを貯めようと思うなら、JALカードを使って、JALマイルを貯めるのが一番お得だと思われるでしょう。

ただ、改めて、マイルを貯める目的自体を考えて見ますと、ほとんどの人にとっては、マイルを貯めて、そのマイルを使って特典航空券を獲得し、できるだけ安く旅行を楽しむことにあるのだと思います。

その観点からすれば、何もJALのマイルではなくとも、他の航空会社のマイルでもいいわけです。
このサイトでは、国内旅行用にマイルを貯めるなら、ユナイテッド航空のマイレージプラスでマイルを貯めて、それを使って、ANAのを利用する方法をオススメしています。

ただ、場所によっては、ANAよりもJALを使ったほうが少ないマイルで済む場合があります。あるいは、そもそもANAの便が少なく、実家に帰る場合にJALを使わざるを得ない場合もあります。

この記事では、JALに無料で乗るお得な方法を書いています。

ブリテッシュエアウェイズ

ユナイテッド航空のマイレージプラスを使ってANAに乗るのがお得な理由

Contents

まず、ユナイテッド航空のマイレージプラスを使って、ANAに乗るのがお得な理由は、主に、以下の2点です。

  1. 同じスターアライアンスグループのANAに搭乗でき、ほとんどの区間・シーズンにおいて、ANAよりも少ないマイル数で搭乗できる
  2. マイレージプラスセゾンカードならば、1,000円につき15マイルも貯まる(還元率1.5%)

ANAでマイルを貯めるよりも少ないマイル数で搭乗できる

例えば、レギュラーシーズンに東京から札幌に旅行しようとすると、ANAでは往復15,000マイル必要ですが、マイレージプラスでは10,000マイルしか必要ありません。

また、同様に、東京⇔大阪間でもANAでは往復12,000マイル必要ですが、マイレージプラスでは10,000マイル。

シーズンと場所により、多少異なるのですが、ほとんどのケースでマイレージプラスのほうが少ないマイル数で搭乗できます。

マイレージプラスセゾンカードならば、還元率1.5%

各社のゴールドカードやアメリカンエキスプレス、ダイナースなどの高額カードでさえ、還元率は1%なのに対して、マイレージプラスセゾンカードならば還元率1.5%と1.5倍もマイルが貯まるのです。

そして、年会費は「基本料金1,500円+マイルアップメンバーズ5,000円の合計6,500円」と他のゴールドカードの半額程度しかかかりません。

また、必要マイル数は、以下の通りですが、途中で乗り継ぎがあってもOKなのです。この800マイルという数字は、直線距離で出発地から最終目的地までのことを指します。

  • 800マイル以内 : 片道 5,000マイル 往復 10,000マイル
  • 801マイル以上 : 片道 8,000マイル 往復 16,000マイル

マイレージプラスの詳細については以下の記事を参照願います。

「ANAカードより2倍以上お得?国内旅行用マイルを貯めるならMileageプラスカード!申し込みは、このポイントサイトから!」

ただ、マイレージプラスにもデメリットがないわけではありません。

マイレージプラスのデメリット

一番のデメリットは、出発日から21日を切ると75ドルの発券手数料が必要になります。
北海道や沖縄などの遠方へ旅行をする場合は、一か月前から計画を立てているでしょうが、来週、東京や大阪へ出張とか、時間が空いたので実家に帰省しようという場合には、あまり使えません。

75ドルも支払うならば、多少マイル数が増えたとしても、ANAやJALのマイルを使ったほうがお得です。

そこで、オススメなのがブリティッシュエアウェイズのマイル(ブリティッシュエアウェイズではAviosと呼びますが)を貯めて、同じワンワールドグループのJALの飛行機を利用する方法なのです。

ブリティッシュエアウェイズとは?

ブリティッシュエアウェイズ(BA)とはイギリスに本社を置く世界最大規模の航空会社です。
JALも加盟しているワンワールドアライアンス創立当時からの加盟航空会社です。
ハブ空港であるロンドン・ヒースロー空港を拠点として、およそ 90 か国、約 200 都市にフライトを運航しています。
ロンドン・ヒースロー空港へ直行便が出ていますので、飛行時間も12時間程度で、イギリスへ旅行するには非常に楽です。

このブリティッシュエアウェイズのマイルがAviosと呼ばれるものですが、日本では同じワンワールドに加盟しているJALの飛行機が利用可能となります。

ブリティッシュエアウェイズAviosのメリット

主なメリットは以下の通りです。

  • シーズンや区間にもよりますが、ANAやJALよりも少ないマイル数で搭乗可能
  • マイレージプラスと違って当日まで予約可能で、かつ、発券手数料もかからない

本家のANAやJALでさえ、4日前までしか特典航空券が予約できないのに、当日まで予約可能のは驚異です。

ANAやJALよりも少ないマイル数で搭乗可能

ブリティッシュエアウェイズ(BA)の場合も時期と場所にはよりますが、ユナイテッド航空のマイレージプラスよりもさらに少ないマイル数で搭乗できることが多いのです。

必要マイル数は以下の通りです。

  • 650マイル未満は片道4500マイル
  • 650マイル以上は片道7500マイル

代表的な例をあげて比較しますと

羽田-沖縄(那覇)間
ANA:レギュラーシーズン18000マイル、ハイシーズン21000マイル。
JAL:15000マイル
マイレージプラス:16000マイル
BA:15000マイル。

羽田-札幌間
ANA:レギュラーシーズン15000マイル、ハイシーズン18000マイル
JAL:15000マイル
ユナイテッド:10000マイル
BA:9000マイル

ブリティッシュエアウェイズのデメリット

ただし、デメリットとしては、マイレージプラスでは乗継があったとしてもOKなのですが、このブリティッシュエアウェイズでは、直行便しか取れません。ですから、そもそも直行便がない区間や満席で直行便が取れず経由便になる場合は、余分にマイルが発生します。

例えば、石垣島に行く場合は、羽田-沖縄間:15,000マイル+沖縄-石垣島間:9,000マイル=24,000マイルが必要となります。ですから、石垣島や宮古島に行く場合は、マイレージ・プラスの方が少ないマイルですみます。

ブリティッシュエアウェイズの必要マイル数

代表的な区間の距離(マイル)数を以下に記します。
必要マイル数は650マイル未満は片道4,500マイル、650マイル以上は片道7,000マイルですが、マイレージプラスとの比較のため、801マイル以上も記載しておきます。

距離(マイル)数
東京発着
600マイル未満 札幌、大阪
650マイル以上  稚内
801マイル以上  沖縄 石垣

大阪発着
600マイル未満 東京
650マイル以上  札幌 沖縄
801マイル以上  石垣

名古屋発着
600マイル未満 札幌
801マイル以上  沖縄 石垣

札幌発着
650マイル以上  岡山 広島 出雲 徳島
801マイル以上  福岡 沖縄

ブリティッシュエアウェイズのAviosを貯めるなら、SPGアメックスカード

SPGアメックスカード

お住まいの地域やどこに行くかによっても変わってきますが、国内旅行なら、ANAやJALよりも、むしろ外資系のユナイテッド航空のマイレージプラスやブリティッシュエアウェイズののAviosを貯めたほうがお得だということがお分かりいただけたでしょう。

さて、それでは、ブリティッシュエアウェイズのAviosを貯めるなら、どこのクレジットカードがいいでしょう。
残念ながら、ポイントサイトのポイントでは、ブリティッシュエアウェイズのAviosは貯まりませんので、クレジットカードで貯めたポイントをAviosに交換するのが現実的な方法となります。

ANAやJALなら、ANAカードやJALカードといったカードがありますし、ユナイテッド航空でもマイレージプラスセゾンカードがあるのですが、ブリティッシュエアウェイズでは、それに相当するようなカードは日本ではありません。

ただし、SPGアメックスカードなら、最大還元率1.25%でブリティッシュエアウェイズのAviosに交換できるです。

SPGとは?

SPGとはスターウッドホテル&リゾートという世界的なホテルグループが作っている
スタープリファードゲストクラブカード(SPG)のことです。

元々、スターウッドホテル&リゾートというグループだけのカードだったのですが、その後、マリオットがこの会社も買収。

現在では、マリオットグループのホテルもこのカードで利用できるようになっています。

SPGでどんなホテルが利用できるの?

マリオットがスターウッドホテル&リゾートを買収したことで、SPGカード会員が利用できるホテルが圧倒的に増えました。

例えば、

シェラトン
ウェスティン
セントレジス
ルメディアン
マリオット
リッツ・カールトン
JWマリオット
ルネッサンス
など。

日本では馴染みのないホテルがあるかもしれませんが、全て海外では超一流とされているホテルばかりです。
既に、日本でも42のホテルがあるそうです。

ホテル業界は外資系の進出が激しく、実家のある京都でも、都ホテルはウェスティン都ホテルに変わり、ホテルフジタもリッツ・カールトンへと変わりました。

宿泊時の特典

基本はホテルのカードなので、まず、宿泊時の特典を説明します。

  • 1泊につき、1米ドルあたり3スターポイントがつきます。
  • 16時までのレイトチェックアウト
  • 部屋のアップグレード
  • ウエルカムポイント

マリオットに至っては、

  • ラウンジの無料利用
  • 2名まで朝食無料

といった特典までつきます。

通常のビジネスホテルであれば、せいぜい朝食も1,000円程度のプレゼントでしょうが、マリオットなので正規料金なら、3,000円前後するアメリカンタイプのバイキング形式の朝食です。つまり食べ放題の美味しい料理が宿泊する毎に2名まで無料となります。金額に換算すれば、宿泊するごとに毎日6,000円程度の朝食がプレゼントされるのです。

さらに、ラウンジで出てくる飲み物や軽食も無料です。

軽食といっても昼に行けばアフタヌーンティーが、夜に行けば、ワイン・カクテル・ビールなどが全て無料。
ですから、あまりお腹が空いていないならば、このラウンジだけで食事を済ますこともできるくらいなのです。

SPGカードの年会費

その分、年会費も31,000円(税抜)と高いです。
しかし、毎年継続時に、世界各地のSPGホテル(カテゴリー1~6)で利用できる一泊一室(2名様まで、スタンダードルーム)の無料宿泊特典がプレゼントされます(カードの継続特典なので、初年度は対象外)。

通常、無料宿泊特典というと、GW期間やお盆期間、あるいは、金曜日、土曜日などのハイシーズンは対象外ですが、この特典では、制限ナシです。

カテゴリー1~6というと、どんなホテルかということですが、一番グレードの高いカテゴリー6では、

  • 東京ならばウェスティンホテル東京、
  • 大阪であればセントレジスホテル大阪

といったところです。

ちなみに、

ウェスティンホテル東京に金曜や土曜日に宿泊しますと一泊36000円~50000円程度、
セントレジスホテル大阪では50,000円~60,000円もします。

つまり、この特典だけでもホテル費用が回収できてしまいます。

マイルへの還元率が高い

そして、クレジットカードを使うたびに、100円につき1スターポイントを貯められるのですが、このマイルへの交換比率が高いのです。

基本的には、1スターポイントを1マイルと交換できるのですが、
20,000スターポイントをマイルに変更する毎に5,000マイルのボーナスマイルが付加されますので
実質100円につき1.25マイルも貯まります。
しかも、ANAだけでなく、JALやその他150社以上の航空会社とのマイルに交換できるのです。

JALカードでJALマイルを貯めた場合とSPGカードでAviosを貯めた場合の比較

例えば、JALのゴールドカード(還元率1%)でJALマイルを貯めた場合とSPGカードでAviosを貯めた場合の比較をしてみましょう。

「条件」
飛行区間:
羽田-札幌間

必要マイル数:
JAL 15000マイル、BA 9000マイル

クレジットカードで年間200万円利用:
JALカード:20,000マイル獲得(還元率1%)、SPGカード:25,000マイル獲得(還元率1.5%)

JAL:獲得マイル数(20,000)÷羽田-札幌必要マイル数(15,000)=1.33人分
BA  :獲得マイル数(25,000)÷羽田-札幌必要マイル数(9,000)=2.77人分

2.77人分÷1.33人分=2.08倍

飛行区間によって変わってきますが、一番差が出る羽田-札幌間で比べてみますと、上記の通り、SPGカードでブリティッシュエアウェイズのマイルを使った場合は、普通にJALカードで行くよりも2倍以上の価値が出てきます。

どこに住んでいるか、どこへ旅行に行くかによって、マイレージプラスか、Aviosか、どちらをメインに利用するのが得かは変わってきます。ただし、国内旅行をメインにするなら、ANAやJALのマイルを利用するよりもマイレージプラスか、Aviosのほうがお得です。

しかも、SPGカードならば、150社以上の航空会社のマイルと交換できますので、ある程度、マイルが貯まった時点で、旅行の行先とどの会社のマイルを使うかを検討することができます。

SPGカードは、どのポイントサイトで申し込むのがお得?

ポイントサイトとは?

「ポイントサイトを使ってお得?」とは、どういうことだと思われる方もおられるでしょう。

大手企業は、様々なメディアに広告を掲載していますが、その中のひとつがポイントサイトと呼ばれるものです。

例えば、クレジット会社が、あるポイントサイトに広告を掲載します。
そして、その広告経由で利用者がクレジットカードを申し込んだとすると、
広告会社が広告料をポイントサイトに支払うという仕組みです。

そして、ポイントサイトの会社は、企業から受け取った広告料のうち一部を利用者に還元する、という仕組みです。

有名なポイントサイトとしては、ハピタスやモッピー、GetMoneyやポイントタウンといった会社があります。

ポイントサイト自体、知らない人もまだまだ多いのですが、上場企業やそのグループ会社が運営している会社が多々あります。

ポイントサイト会社で申し込むメリットとは?

そして、多くのクレジットカードは、クレジットカード会社のホームページから直接申し込むよりもポイントサイト経由で申し込むほうが、より多くのマイルやポイントを得られることが多いのです。

ただ、ポイントサイト会社は多数あり、どのポイントサイトを利用するのが一番お得なのかは時期によって異なります。
このページでは、できるだけ最新情報をアップデートしていきます。

SPGカードを申し込むなら、このポイントサイト(今なら、2,000円相当獲得可能)

ポイントサイトといっても多くの会社があり、
どのポイントサイト経由で申し込むかで獲得できるポイント(お金)やマイルが大きく変わってきます。

SPGカードをどのポイントサイト経由で申し込むとお得なのか表にしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

サービス名 ポイント(円換算)
ちょびリッチ 2,000円
モッピー 2,000円
ポイントタウン 2,000円

2018年5月8日時点では、上のような結果となりました。
どのポイントサイトで申し込んでも同じ価格ですが、その他のサービスも多い、ちょびリッチを推薦します。

SPGカードのちょびリッチでの申し込み方法

SPGカードのちょびリッチでの申し込み方法は以下の通りです。

ちょびリッチに登録する

まだ、ちょびリッチの会員になっていない方は、まず、ちょびリッチの会員に登録してください。
登録しなければ、せっかくの5,000円分がもらえなくなります。

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サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

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