昨日の日経新聞朝刊によれば、定食チェーン大戸屋のニューヨーク店舗の価格を円換算したところ、しまほっけ定食がチップなど込みで6,000円強と日本の6倍強の値段になっているとのこと。

そもそも大戸屋に行ったことがなかったので、メニューを覗いてみると、こんな写真。

https://www.ootoya.com/menu/detail/004150.html

さすがに、これで6,000円はあり得ない。

日本なら、6,000円も出せば、かなり豪華なランチが食べられる。というかフレンチのフルコースが食べられるレストランもある。

世界の物価水準を測る指標としてビッグマック指数がある。

これは、世界中にあるマクドナルドのビッグマックならば、基本的に全世界どこの店舗でも同じような材料を使っているため、世界中のビッグマックの価格を自国通貨に換算して、経済力や現在の自国通貨の相対的な価値を調べようとするもの。

これだけ円が安くなってきていると、ひょっとしてビッグマックの価格もアメリカに比べて1/5とかになっているかも?と思ったのだが、そこまでの差はなかった。

最も高いのがスイスで925円。アメリカは710円。日本は390円で44位。

しかし、タイは480円、ベトナム402円とアジアの中でも安いレベルにまで来ている。

そういえば、アナウンサーの辛坊治郎さんが、先日、ベトナムに旅行した際、地元のレストランでランチを食べて、ビール1本飲んだら、日本円で1,000円近くした。日本のレストランで食べるのとあまり変わらない価格になってきているとのこと。

日本の経済力が低下してきているのは間違いないでしょうが、安い値段で美味しい食事が食べられるというのは、ある意味、豊かなのかもしれない。

いくら日本の賃金が安いとはいえ、まだ、ニューヨークと6倍の差はないでしょう。それに、そもそもアメリカの食事は美味しくない。

食生活という観点では、日本のほうがはるかに豊かでしょう。

先週、ようやく政府・日銀が為替介入をしました。昔、日銀が株価対策としてETFを大量購入していた時期があります。その頃は、そんなことをしても焼け石に水と言われていましたが、今になってみると15兆円近くの含み益になっているとのことです。

長期的に見れば、そろそろドル高も終わりに近づいているのかもしれません。

ユーロドルやドル円などの世界中で取引されているFXは、10日移動平均線と100日移動平均線の交差で売買すると、長期トレンドが取れると言われています。

興味がある方は追跡してみてください。

https://jp.tradingview.com/?aff_id=112927

最近、チャートはTrading Viewを使っています。